古い家に合う(?)アンティーク風食器棚を手に入れよう大作戦。

この2週間ほどで、パースはめっきり季節が変わりました。

朝はもう寒いくらい。
夏の間は網戸をして開けっ放しだったリビングの窓も、しっかり締めておかないと、寒くてたまりません。
寝起きはエアコンを入れてしまうほど。。。

でも午後になると、汗をかくくらい暑い。

子ども達は、半そでシャツ1枚に、厚めの上着や長そでトレーナーを着て通学しています。
上着を着ると冬、脱ぐと夏、みたいな(笑)。

体調管理が難しいです。
これを読んでいるパースのみなさんも、体を壊さないようお気をつけください♪

さて、今回は、今年1月に引っ越してきた、今の家のことを書こうと思います。
そして、ちょっとアンティーク風?にペイントした、食器棚のこと。

 

思いがけないお宝物件をゲット!

今の家を探した時。

第一希望は、今年から娘が通うSecondary School(ハイスクール)の学区内であること。
そして、息子が通うことになるだろうPrimary Schoolにも近いこと。

2つの学校に通いやすい、、、ということを考えると、結構場所選びが大変でした。

引っ越すことが決まった時、娘の学校はすでに決まっていたので、息子の方の学校はどのあたりになるのか、ネットで調べました。
学区(Boundary、または Local Intake Area などと言われる)をきちんと確認してから、家を決めないと!
道を1つ隔てて学区が変わる、ということももちろんあり、場合によっては近くに学校があるのに、遠くの学校に通わなくちゃいけない、なんてことも、十分あり得ます。

ネットで探すと、たいてい学校のウェブサイトに学区が載っていたりしますが、ややこしいのは、親切に地図なんて載ってない場合も多い。

XXX street とYYY street の交差点からAAA Avenue までの南側、AAA Avenueを南へBBB Streetまでの東側・・・

みたいなことが、全て文章で書いてあるだけ。

(パースの住所表記は、日本のように〇〇町×丁目△番地・・・というタイプではなく、全て『番号+道路名』で表わされます。場所を言い表すのに、△△Street, ◆◆Avenue, 〇〇Court などのように、道路名が大変重要になっています)

それで、夫と二人で、地図とにらめっこしながら、ストリート名を探しつつ、学区を確かめたりもしました。


まあ、子ども達の通学ということが一番の条件でしたが、他にも、

・家族4人が住める(3ベッドルーム以上)
・家賃が高くない(週$450前後)
・大通りに面していない(万一子どもが飛び出しても危なくない)
・夫の通勤に公共交通機関が使えるところ
・キッチンがガスコンロ(電熱器やIHはNG)

と言った条件は、私達にとっては必要最低限ですが、こうして並べてみると、すべて満たすだけでも大変です。


そんな中で・・・私達が見つけた物件は!


3ベッドルーム+1バスルーム、ダイニング+ラウンジルーム付の、ハウスタイプ(独立した一軒家)の家。
直に面する通りは行き止まりになっており、周囲の居住者しか通らない道です。
パースシティまでは、バスも使えるけれど、歩いて15分くらいのところに駅があり、夫も通勤が便利に!
娘の学校までは、歩くとちょっとかかるけど、通えない距離ではなく、Primary Schoolまでも歩いて通える距離。
キッチンは(一応)ガス。
広いガーデン付。

そして、なんと!この条件で、家賃が$330/週!!

このスペックでこの値段というのは、パースでは本当にありえないです。
誰に言っても、ビックリされるどころか、若干不審な顔をされます。
でも、ホントなんです。

 

夢のような安い物件の弱点とは。

 

その変わり・・・古い(笑)。

壁はペイントが剥げ、汚いし、大きなひび割れもあちこちにあります。

house1

house3

ドアも汚れてるし、割れていて穴が開いている。

house2

内装や間取りも全体的に古い感じで、モダンで機能的な家とは程遠いです。
エクステリアのペンキも、あちこち剥げている。

カーペットもすっかり古くて、カチカチに毛羽立っていて。。。
網戸も破れて、枠は折れ曲がってて。

・・・まあ、古いのはいいんです。何しろ、安いから!
今の私達にとっては、大助かり。

汚いのはキレイにすればいいし、カーテンや家具を工夫すれば、雰囲気は変えられる。


けど、本当に困ったこともありました。

入居して実質1週間しか住んでないのに、トイレが詰まってしまい、(排水管がつながっていると思われる)バスルームの排水口から汚水が噴き出して来た事件とか・・・OMG!
その時は週末だったにも関わらず、不動産屋の担当者に連絡を取ったら、至急プラマーさん(水道関係の修理工)を手配してくれて、無事に直りました。
(原因は、下水の管にモップの頭らしきものが詰まっていた!前の住人が流しちゃったのだろうか???)

また先日は、洗濯機からの排水を流すところが詰まったようで、汚い水がランドリールームのシンクに逆流して来るようになってしまい・・・これもプラマーさんが来て直してくれました。
(原因は、木の根っこが排水管にびっしり入り込んでいた!家の周りには大きな木がいっぱい生えている。。。古い家なので)



それ以外に、特に困ったのは、収納が少ないこと。

前の家は、キッチンの収納が特に多く、食器も食材の買い置きも余裕でしまうことができました。
廊下には雑貨をしまう大きな収納棚あり、扉のついた大きなクローゼットもありました。
現代風の家では、収納が大きいことはアピールポイントですよね。

でも今回の家は、それらをしまうところが、ない。。。
とりあえず、こまごました物は全て、当分部屋の隅に積み上げておくしかありません。

まあ、それは徐々に片づけていくしかないとしても、困ったのは、キッチンです。

食器をしまっておく場所がないのです。
 
引っ越して来てから、すぐに日本に帰国。そして1週間後にパースの家に帰ってきて、娘は高熱で具合が悪い。
食べ物を作ってあげたいけど、食器も調理器具も段ボールから出して洗うところからはじめないといけない。
そして出して洗ったとしても、その食器を置いておく場所が、ないのです!

早く、料理ができる環境にしなければ・・・

とりあえず、本棚を食器棚替わりに使ったり。

cupboard_before

あー、このごちゃごちゃ、なんとかしたい。

食器棚が、欲しいーーー!!

 

IKEAの食器棚をアンティーク風に仕上げてみた

 

というわけで、食器棚を作りました。


本当は、木材を買ってきて、スペースにピッタリ合うものを一から作ろうか、とも思ったのですが、とにかく忙しい中で一刻も早く食器をしまう場所を作りたい!

けど、既製の家具は高いし、運ぶのもたいへん。
それにまた引っ越したら、スペースに合わないかもしれないし。

そんな中、我が家で選んだのは、IKEAの『IVAR』。

cupboard1

無塗装のパイン材で作られた、組み立て式の棚です。
棚板や支柱のサイズは、いくつかバリエーションがあり、好みの組み合わせで作ることができます。
また、棚板と支柱は、それぞれバラ売りになっているので、好きな数を買うことができ、無駄にお金を使うことなく、自分の好みにカスタマイズすることができるのがポイント。


デザイン性と保護のため、全体をペイントすることにしました。
小さなアイテムなら、組み立ててから全体を塗ることも多いですが、今回の食器棚は、組み立てると高さが2m以上あるので、部品をペイントしてから組み立てることにしました。

ペイントは、

夏へ向けて、手作りトレリスで立体的なガーデン作り・・・のはずが。

の記事でも登場した、Porter’s Paint の水性ペンキ「Ultra Flat Acrylic」の白系カラー(Plaster of paris)で。

これは低VOCで、キツイにおいがなく、しっとりとしたテクスチャーでとても塗りやすいです。
乾くとマットな質感に仕上がります。
周囲になじんだナチュラルでしっとりした雰囲気に仕上げることができ、私はたいへん気に入っているペイント!
カラーもいい具合の白で、これで塗っておけば何でも間違いナシ!ってくらい、信頼しているペイントですね。

ちょっと使い古した感を出すため、エイジング加工を施しました。
色んなやり方があり、その時々によって色々やってみるのですが・・・

今回は、全体を白でかすれ気味に塗り、乾かした後、ところどころをヤスリで削ります。
塗る時は、水で薄めずにそのまま、思い切って刷毛の跡を残すように塗ります。
最初に、目立たないところを塗ってみて、どのくらい塗料を付けてどう刷毛を動かしたら好みのカスレ具合になるか、チェックしておきます。

cupboard2

そして一旦よく乾かしてから、木材の角を中心に、塗料を削り落としていきます。

その後、濃い色のステインを少しだけ布に取り、削った部分にこすりつけて素早く拭き取り、汚れた感じをつけました。
ステインは、ホームセンターで売っている、Wattylのインテリア用ウッドステインを使いました。
マット系で、Walnut Brownという濃いめの色です。
(別の家具を塗装するために買った)

この色付けは、しなくてもいいけれど、やると立体感が出て、より一層表情に奥行きが生まれます。
私は、色の濃いワックス(BRIWAXのダークウォールナッツ(日本在住時に購入した物))を使うこともあります。

ペンキの濃淡、削る場所や削り具合、汚しの付け方は、その時の好みや出したい雰囲気ですね。
あれこれとイメージを膨らませながら塗るのが、大好きですね~(笑)。

 cupboard5

こんな風に角を削り落とし、そこに濃い色のステインを薄く塗りこみました。

 

 

cupboard6

広い面は、木目が出るようにヤスリがけをしてみたり。。。

 

全体像は、これ↓

 cupboard4

古い家にぴったりの、古びた感じの食器棚~(笑)。

作りはシンプルですが、塗装を一工夫するだけで、グッと雰囲気が出るなぁ、と実感。

食器もなんとか収納できたし、見た目も自分としては、満足だー。

cupboard3

 

ところで、なぜこの家、こんなに安いんでしょうね?

不動産屋の担当者に聞いたところ、「オーナーはお金持ちだから、お金をいっぱい取るよりも、人に住んでもらえることを望んでいるようだ」との説明でした。

うーん?

また後日、夫から聞いたのですが、彼が不動産事情に詳しい人と話をした時に、

「この町は比較的古い場所なので、いずれ区画整理が入るかもしれない。オーナーは、今は物件に(建て替える、設備を新しくするなどの)お金をかけたくないのでは。」

と言われたそうです。
そんな状態で、古い家で、標準的な家賃では入居者がみつからないから、ウソみたいに安くしているのだろう、ということですね。

家を維持するというのも、人に貸すというのも、それなりにお金がかかるものなんですね。
ちょっと、納得。

 


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Chieko
2013年より、西オーストラリア・パース在住。
7歳の息子、15歳の娘、夫と4人暮らし。

オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行(キャンプ)。
趣味は料理・ガーデニング・DIY・音楽。

オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。

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