西オーストラリア南西部をめぐる家族キャンプ(1)。山の麓のキャンプ場。

最終更新日時 : 2016年3月16日

2016年になりました!
あけましておめでとうございます。

このブログをお読みの皆様は、どんな年越しを過ごしたでしょうか。
久しぶりに会った人はいますか?
久しぶりに帰った場所はあるのでしょうか?
今年の抱負を心に決めた人もいることでしょう。

私自身は、今年は、とにかく一つ一つを確実に、きちんとやり遂げていきたい、と思っています。
予定内のこと、予想外のこと・・・自分の身に訪れた一つ一つを、ちゃんとコントロールしていけるようになりたいですね。
あらゆる面において。
後は、なんとか健康を保つこと・・・。精神面も含めて。

全ての人にとってよいことがたくさん訪れる一年であってほしいです。
そして本当に、この世界の色んな悲しみが少しでも少ない一年でありますように・・・と思います。

 

年末年始、家族でキャンプに行きました。


さて、私達家族は、前回の投稿に書いたように、この年末年始はキャンプに行っていました。

オーストラリアでは、新年を迎えるこの時期に、年に一度の大型ホリデーが重なるんですよね~。
なので、長期の旅行と言ったら、どうしてもこの時期しかないんです。
お盆休みにクリスマスから年末年始が重なるようなイメージです(笑)。
日本にいた頃は、12月31日には1日かけておせち料理を作るのが我が家の恒例でしたが、パースでは暑いしホリデーだし、すっかりそんな雰囲気はなくなってしまいました。もちろん、初詣に行く場所もない!
新年の厳かな雰囲気が感じられないのは、ちょっと残念ですが。。。


一年前の新年は、パースの北方面、モンキーマイアへ3泊(の予定が4泊になってしまった)のキャンプに行きました。
その旅行記は・・・西豪州の世界遺産モンキーマイアへ。チープな家族旅の記録 をお読みください。

今年は、、、反対に、西オーストラリアの南の方を観光しながら旅行しよう、という計画を立てました。

昨年の10月に、1泊でアルバニー(Albany)という町へ旅行しました。
その時のことは、アルバニーの旅・・・西オーストラリアの南の端で日本を思う。で書きましたが。

map1

アルバニーは、パースから約400km南にある、南極海に面した港町です。
今まで私達が見てきた西オーストラリアとは雰囲気がガラリと異なる場所で、10月に訪れた時はとても魅力を感じました。
アルバニーの周辺にも色々と見どころがあり、行ってみたい場所もたくさんあったけれど、何しろ1泊のキャンプでは、全然時間が足りない!!

その時から、西オーストラリアの南西部は、ぜひ1度は何日かかけてじっくり旅してみたい、と思っていました。

 

そこで今回は・・・アルバニー周辺をめぐる、5泊のキャンプを計画しました。

訪れた場所は・・・。

map2

紫 - キャンプサイト。
赤い★ - 主に訪れた町。

パースから、Albany Hwy(地図中の30号線)を南下してアルバニー方面へ向かうと、アルバニーの約70km手前にStirling Range National Parkという国立公園があります。今回は、そこにあるキャンプ場に泊りながら、2,3日かけてアルバニー周辺を見て回り、その後、Quinninup にあるキャンプサイトに移動し、Pembertonという町を中心に過ごそう、というざっくりとした計画を立てました。

もちろん、実際には、計画通りにいかないことが、色々とあったのですが・・・。

そのキャンプ旅行記を、これから何回かに分けて、まとめていこうと思います。

まずは、初日の記録。

 

持ち物と、西オーストラリアの南の山までの道

今回は、今までで一番長いキャンプではあったけれど、持ち物は基本的に、今までと変わらない感じでした。
キャンプの持ち物については・・・前回のキャンプの記事に書いてあるとおりです。

さらに、娘の強い希望で、フィッシングの道具も持っていきました。

キャンプ場では、洗濯設備があるところも多いですが、一応洗濯をしなくても済むよう、着替えの服はたくさん持っていきました。これは結果的によかったです。

今までの経験から、昼間が暑くても朝晩が冷えることもあるので、一応レギンスや靴下、厚手の上着も持っていきました。

アルバニーは大きな町で、食材が買えるところもあることは知っていたので、食材はとりあえず、1日目の食事の分+αを用意していきました。

夏なので、食材の冷蔵が結構大切です。大きな保冷用ボックスに氷を入れて行きました。昨年使ったボックスは、水漏れするようになってしまったので、今回はしっかりしたものに買い換えました。氷は、スーパーマーケットでも大きなバッグ入りのものが$3くらいで売っているし、ガソリンスタンドでも5kgの氷バッグ3つで$10、とかで売っています。氷は旅行の間、1、2日ごとに買い足していく感じです。保冷については、今回はこれで万全でした。ただ、氷がだんだん溶けていくので、中の物が水没します。濡れてしまってまずいもの(肉、調味料など)は、しっかり防水対策をしておかないといけません。

キャンプの準備にもだいぶ慣れてきたので、直前に買い揃えるものもほとんどなくなりました。


当日の朝、何とかバタバタと準備を終えて、家を出発。
Albany Hwyを南へひた走ります。

途中、消防車や救急車が急いで走っていくのを見たので、「なんだろう?」と家族で話しながら走っていると、なんと、大事故の現場に遭遇。。。(汗)

年末年始のホリデーシーズンは交通事故が倍増する、と聞いたことがありますが、本当に気をつけなければ、と思いました。

いくつかの小さな町を過ぎ、Kojonupの町を過ぎ、さらに進んでいくと、それまで続いていたなだらかな地形の中に、唐突にとがった山々の影が出現します。

西オーストラリアでこんな山を見るなんて!

そこが、Stirling Range National Park。初日に宿泊する予定のキャンプサイトは、この国立公園にある、Mt Trio bush camp & caravan park というところです。

day1-1

Albany Hwyを脇道に逸れて、この山々の方へどんどんと近づいていきました。

途中から、舗装のない茶色の土の道。
砂ぼこりを巻き上げて進んでいきます。

day1-4

キャンプ場は、山の中にあるのかと思ったら、山から少し離れた麓の方でした。
けれど、周りには自然のブッシュと、広大な牧場以外は、ホントに何もない・・・。

day1-3

キャンプサイトへの入り口。

キャンプサイトに泊まるには、だいたいPoweredかUn-poweredの2種類のサイトが用意されています。
Poweredというのは、いわゆるキャンピングカー(Caravanと呼ばれる)用のサイトで、電力の充電などが必要なキャンピングカーが使えるようになっています。
一方のUn-poweredは、うちのようなテントで泊まるキャンパー用のサイトです。充電設備などが不要な利用者向けです。

このMt Trioキャンプサイトは、Un-poweredならばシーズン関係なく予約は不要
実際に受付に担当者もおらず、1泊分のお金を自分で計算して現金を置いていく、というタイプ。
テントは、空いている場所に好きなように立ててね~、という感じでした。

確かに、スペースは豊富。
ちょっとした木陰になっている場所に、とりあえず車をとめて、テントを立てることにしました。

 

自然の中ゆえのトラブルとは・・・

このキャンプ場には、3日間宿泊する予定でした。

しかし、ここで問題が・・・

もちろん自然の中だからしかたのないことですが、とにかくものすごいハエが・・・!

それが、目や口に次から次へと飛び込んでくるのです・・・
耳元ではつねにブンブンとハエの飛ぶ音が。わずらわしい~。

他にも、地面には大きなアリの大群がいて、足を噛んで来るし、大きなハエみたいな虫は足に止まるとチクッと痛い。(腫れたりはしなかったけれど)

息子は泣き出すし、娘はぶーぶー文句いうし、夫もウンザリ疲れ切った顔。
もちろん私も・・・これはさすがにキツイなー、と思いましたね。

周りを見ると、ハエ除けのネットを頭からかぶっている人もいたりして・・・。

夕ご飯の食材はすでに用意してきたので、何とか外で調理しましたが、ハエと闘いながらなので、味なんてよくわからない。
写真を撮る気にもなれませんでした。

途中で、野生のカンガルー達の姿を見ることもありましたが、喜んで写真を撮る余裕もありませんでした。

大自然の中というのは、こういうこともあるということですよね。
本当に自然の中で過ごそうと思ったら、こういうことも覚悟しなければならない、ということです。
でも、、、せっかく楽しみにやってきたのに、疲れるだけのキャンプ!?

ところが、一つ発見がありました。

夕方になって陽が落ちてくると、ハエがとたんにやってこなくなったのです。
ハエって、夜は活動しないのかな?

そして、そのタイミングで、どこからともなく人がどんどん現れて、外でキャンプパーティを始めました。
たぶんその時間まで、みんなキャンピングカーやテントの中で過ごしていたのかも・・・
ハエがいなくなる時間を見計らって、出てきたのかなーなんて思いました。
うーん、達人ですな~。


けれど、大自然の中の広いキャンプ場だけあって、夜は星がとてもよく見えました。

ちょうどその日の夜8時半頃に、国際宇宙ステーション(ISS)が空を通るのが見える!と、夫が調べてきました。
今、宇宙のことにものすごく興味を持っている息子と、家族みんなでそれを見ようと、1時間ほど空を見上げて過ごしました。
それらしき光が、ゆっくりとオリオン座を横切って、広い空をグルッとまわって進んでいくのが見えました。

day1-2

私のカメラでは、これが限界・・・。

この日唯一、キャンプらしく盛り上がった瞬間でしたね(笑)。
息子は空の光に向かって、一生懸命手を振っていました。

 


翌日からアルバニー旅行が本格的に始まるというのに、初日から疲れ切ってしまった我が家。
楽しいはずのキャンプが、ハエとの格闘で3日間過ごさなくちゃならないのかなぁ・・・。

明日から、どうなるのだろう・・・。

つづく


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Chieko
2013年より、西オーストラリア・パース在住。
7歳の息子、15歳の娘、夫と4人暮らし。

オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行(キャンプ)。
趣味は料理・ガーデニング・DIY・音楽。

オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。
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