本格的でも簡単、とことんマイルドなバターチキンカレーのレシピ

最終更新日時 : 2016年10月8日

パースは寒い日が続いています。

今の家には暖炉があるので、最近は夜になると火を入れています。
これがまた、あったかい♪

暖炉を使うなんて、私には生まれて初めての経験でしたが、パースではこんな都市部でさえ、それほど珍しくもないみたいです。
ホームセンターでも暖炉や薪が普通に売られているし。
夜になると、外に出ればわずかに煙の匂いが漂うのは、周辺の家々が暖炉に火をくべるからなのだ、とようやく理解しました。

fireplace

木が燃えていく様を見ていると、どうしても時間を忘れて見入ってしまう・・・。
ただ、木って結構、すぐに燃えちゃうんですよね。
この冬の間に、我が家ではどれだけの薪が必要となるんだろう?
と考えると、ちょっと金額を心配してしまいます。できるだけ安く薪を買えるところを探さないと。


今回は、寒い日にも暑い日にも、オールシーズン我が家で人気の、あのレシピを書こうと思います!


子どもが好きなカレーと言ったら、バターチキン。

カレーって、本当においしいですよね~。

我が家もみんな大好きです。


移民の多いパースでは、世界各国の料理のレストランがあります。
中華・東南アジア系のレストランが多い他、インド料理も多いですよね。

私や夫は、香辛料が効いた料理が好きなので、たまにはそういう料理を食べたいなーと思いますが、子ども達はニガテです。
特に息子は、まだまだ辛い物を嫌がるので、外食に行くとなると結構難しいですね。

ですが、そんな我が家が家族で揉めずに食べられるインド料理やさんが、うちからわりと近い住宅街に、あるんです。
個人経営の小規模なレストランですが、結構人気のお店のようです。
メニューは、インドの伝統的な料理が並んでいます。
初めて行った時、子どもにも食べられる、辛くないカレーはないか、と聞いたところ、バターチキンは辛くないよ、とお店で薦められたので、注文してみたところ・・・

すっごくマイルド!

スパイスの味はしっかりとあり、コッテリして、確かにカレーとしての風味があるんだけど、辛くない!

以来、息子も娘も、ここのお店のバターチキンが大好きになりました。


私は、本場のカレーというのは、辛くないんだ!ということが驚きました。
というか、オーダーの時に、辛さを選べます。だから、辛いカレーにだってできるんです。

でも、日本ではカレーと言うと「辛い食べ物」という印象がありますが、本当のカレーとは「スパイスでおいしさを出した食べ物」ということなんだ、、、と私は思いました。
「辛さ」は、カレーという味の要素の、ごく一部でしかないんですね。 スパイスの持つそれぞれの香りや色、食感の個性を組み合わせることで、複雑な美味しさを出す食べ物。

カレーという食べ物の奥深さに、私は初めて思い至ったような気がしました。

きっとインドでは、一口に「バターチキン」と言っても、作る人の好みによってスパイスの配合もさまざまなんだろうなぁ。


それで、我が家では時々、ここのカレーをテイクアウェイして食べます。
バターチキンはもちろん、マストです(笑)。


でも、、、「こんなおいしいバターチキン、我が家でも作れないかな?」と、ふと出来心(笑)。

何しろ外食は高い。

あと、正統なバターチキンと言えば、固形物はチキンしか入っていません。が、息子はチキンがキライ。なので、ひたすら汁だけをナン(インドの平たいパンみたいなもの)につけて食べるだけ。
まあ、たまにだからいいんだけど・・・。

もし家でもバターチキンが作れたら、野菜も足して、家族みんなでたーーーっぷり食べられる!

という、食いしん坊の執念で(笑)、レシピを考案してみました。


バターチキンの材料

バターチキンの手順は、最初に鶏肉をマリネするところから始まります。
ヨーグルトとスパイスを合わせたものに、鶏肉を漬け込みます。

この時使うヨーグルト(無糖)は、好みにもよると思いますが、酸味が少なめ、水分が少なめ、の、クリーミーなタイプのものがよさそうです。
オーストラリアでは、Greek style yoghurt(ギリシャ風ヨーグルト)という、酸味が少なくクリーミーなタイプのものがあり、インド料理のレシピ本などを見ると、それがよく使われています。
また、パースで売っているヨーグルトでは、(私もいくつも試したわけではありませんが)私の感想ではこの商品が一番合っていると思いました。

fiveam organic yoghurt

バターチキンだけに使うには量が多いですが、余ったら子どものおやつに・・・。


あと、ポイントはピーナッツバターです!
レシピでは無糖のものを使っています。
ピーナッツバターは、入れなくてもカレーはできますが、これが入るとバターチキンのマイルドな味がグッとアップしますので、ぜひ。

鶏肉は、本来はムネ肉を使うことが多いようですが、好みでモモ肉でもよいと思います。

 

トマトペーストについては、パースでは、このようなカップに入ったものが売っていて、そのちょうど1個分をレシピでは使っています。

tomato
うちでは無塩のものを使っていますが、有塩のものを使う場合は、カレーを味付けする時の塩加減を調整してください。


本格&簡単、家庭で作るバターチキンカレーのレシピ

味は、本格的なあのインド料理店のバターチキンをめざして!

けど、家庭で作るのに、買いやすい材料を使って、そこそこ簡単な手順で!

・・・をテーマに。

カレー粉やルーを使わず、スパイスから作る、チキンカレーのレシピです。

野菜好きな息子も満足できるように、日本のカレーを意識して野菜を追加したレシピになっています。
好みでアレンジしてください。

また、本格バターチキンは文字通り、バターがタップリ入り、かなりこってりですが、自分で作るレシピでは、ちょっと控えめにしています。
とはいえ、やっぱりバターチキンなので、ある程度のコッテリ感は必要・・・。な所でバランスを取ってみました。

本格&簡単なバターチキンカレー

By Chieko 公開: 6月 10, 2016

  • 出来上がり量: 6-8 人前
  • 準備時間: 20 分
  • 調理時間: 50 分
  • 出来上がりまでの時間: 1 時間 10 分

インド風バターチキンを、カレーの素やカレールーを使わずスパイスから作ります。本格的な味をめざしつつ、家庭で作れるよう手順や材料は簡素化しました。

材料

  • 【チキンマリネ】
  • 鶏肉 600 g ムネ肉またはモモ肉
  • ヨーグルト 大さじ3 無糖
  • しょうが 小さじ1/2 すりおろして
  • にんにく 小さじ1/2 すりおろして
  • ★クミン 小さじ1 粉状のもの
  • ★コリアンダー 小さじ1 粉状のもの
  • ★カルダモン 小さじ1 粉状のもの
  • ★クローブ 少々 粉状のもの
  • ★塩、こしょう 少々
  • 【カレー】
  • 玉ねぎ 1 コ 半月切りのスライス
  • にんじん 1 本 乱切り
  • じゃがいも 5 コ 一口大に切る
  • トマト缶 400 g 無塩無糖、刻みトマト、1缶分
  • トマトペースト 140 g 約大さじ5、無塩
  • 生クリーム 100-200 ml 仕上げに、好みの量
  • バター 10 g
  • にんにく 2 かけ すりおろす
  • しょうが 1-2 cm にんにくと同量、すりおろす
  • ピーナッツバター 大さじ2 無糖
  • 砂糖(Raw sugar) 大さじ2 きび砂糖など、好みのものを
  • 500 ml
  • ☆クミン 小さじ2 粉状のもの
  • ☆コリアンダー 小さじ2 粉状のもの
  • ☆カルダモン 小さじ1 粉状のもの
  • ☆クローブ 少々 粉状のもの
  • (ケチャップ) 適宜 味を整えるために好みで

作り方

  1. まず、鶏肉をマリネする。鶏肉を大き目の一口大に切り、ボールに入れる。★のスパイスを混ぜ合わせて、鶏肉にまぶす。そこにヨーグルト、しょうが、にんにくを入れてよく混ぜる。冷蔵庫で1時間~一晩漬け込む。
  2. 鍋に、バターを入れ、強火にかける。バターが溶けたら1.の鶏肉を入れる。鶏肉の表面が焼けるまで炒め焼きにする。
  3. 2.に玉ねぎを入れ、炒めながら玉ねぎがしんなりするまでじっくり火を通す(塩を少々足すとよい)。強火のまま、しょうがとにんにくを入れて、香りを出すように炒める。さらに☆のスパイスを加え、香りが出るまでじっくりと炒める。
  4. 3.に、トマトペーストとピーナッツバターを加える。木べらでよく混ぜながら火を通す。その後、トマト缶を加える。火が通ってとろみがつくまでよく煮る。砂糖を加える。
  5. にんじん、じゃがいもを入れ、水を入れ、ふたをして、沸騰したら20分ほど煮る。
  6. 具が煮えたら、塩を加えて味を整える。味をまろやかにしたかったら、ケチャップを少量足してもよい。最後に生クリームを加える。軽く火を通してできあがり。
  7. バスマティ米などのお米や、ナンを添えて。チリパウダーやコショウ、コリアンダーの葉などで辛みと香りを添えてもよい。

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調理時間は目安です。また、鶏肉をマリネする時間は含まれていません。

鶏肉を漬け込む時間は、たぶん本当は一晩とか置いた方が断然おいしいのだと思います。が、私はいっつも、1時間とか漬けるのがせいぜいです(汗)。忙しいし・・・できる方は長時間マリネしてみてください。

レストランでサーブされる時は、バターチキンに軽く生クリームが注いであります。お好みで、家庭でもそうすると、見た目も本格的になりますね。


我が家では、食べる時にはバスマティ米(Basmati rice)を炊きます。
インド・パキスタン地方の、たいへん香ばしい長粒米で、これを添えると『本場感』が一気にアップ!

バターチキン2

このバターチキンは、辛みがまったく入っていない、とことんマイルドなカレーなので、好みでレシピ中のスパイスにチリパウダーやカイエンヌペッパーなどを加えてもよいと思います。

我が家では、大人は食べる時にチリパウダーやコショウ、コリアンダーの葉などを足して、辛みと香りを出しています。

 

バターチキン3

鍋のふちに漂う、赤い油の膜・・・これが本格バターチキンの証拠、なんちゃって。

たまには、カロリーや脂肪分には目をつぶって、、、とことんマイルドなカレーを楽しむのも、よいのでは(笑)。

 

我が家で定番の、ココナッツミルクで仕上げるカレーのレシピもあります。

子どもも大人もみんな大好き!スパイスで作る、辛くない簡単カレー|GITS International

をご覧ください。


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Chieko
2013年より、西オーストラリア・パース在住。
7歳の息子、15歳の娘、夫と4人暮らし。

オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行(キャンプ)。
趣味は料理・ガーデニング・DIY・音楽。

オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。
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