大自然の花畑を走り抜け・・・西オーストラリア・ゴールデンアウトバックでキャンプ旅(2)。

10月になりましたが、相変わらずパースは雨がちの天気ですね。

ニュースによると、今年の9月は観測史上最も寒かったそうです。
最高気温も最低気温も、例年の平均よりおよそ2℃低く、日中20℃を越えた日は4日のみだったとのこと。

10月も、平年よりも気温が低いだろうと予想されているそうです。

それでも・・・少しずつですが、確実に温かくなっていると感じますが。早く温かくなれ!!

今、スクールホリデー中の我が家ですが、ホリデーの頭の3連休を利用して、2泊のキャンプに行ってきました。

目的は、Dalgaranga隕石クレーターを見に行くこと!

この隕石クレーターについては、前回の投稿をぜひ読んでくださいね~

私達家族は、振り返ってみれば、西オーストラリアでキャンプに行くようになって2年半くらい経ちました。

泊まった場所は、10か所以上。

今回のキャンプ旅は、その経験が色んな意味で生かされた(?)、味わい深い旅だったと思います(笑)。


ゴールデンアウトバックでキャンプ!行程と準備は?

Dalgaranga隕石クレーターに行くために、拠点として最も近い町は、Mount Magnetという町。

Mount Magnetは、Murchison Goldfiledという大規模な金の採掘場のすぐそばにあります。
そして、西オーストラリアのアウトバック地帯を結ぶ東西の舗装道路が交差する町であり、交通の中継の役割を果たしているそうです。
(このへんになると、舗装されていない道は当たり前、舗装されている道というのは、かなり重要なんだろうと思います)

一応、給油スタンドやスーパーマーケットなど、町としての基本機能はありそうだし、旅行者が一時滞在できるキャラバンパークも、きちんとしたものがありそうでした。

しかしながら、ネットで得られる情報は本当に限られていて、実際に行って見ないとわからないことも多いのです。フレキシブルな計画を考えつつ・・・とりあえずMount Magnetのキャラバンパークで宿泊することに決めました。

1日目は自宅からMount Magnetまで行き、キャンプ泊。
2日目、Dalgaranga隕石クレーターを訪れ、Mount Magnetで2泊め。
3日目はGeraldton経由で帰ることにしました。

dalgaranga-crater-map3

どの町に給油スタンドがあるかも、前もってしっかりチェック。

食については、今回は食料を現地調達することは考えず、3日分の計画を立てて、前もって全て持参しました。

これまでの経験から、パースなどの都市圏を離れると、町といっても買い物できる場所なんて小さなスーパーが一軒、しかも週末はお昼で閉店。。。なんてことは珍しくありません。カフェやタバーン(飲み屋さん兼レストランみたいなところ)も、本当にやっているのか?不安になるような感じだったりすることも・・・。
食事に関しては、自分で用意していった方が、断然安心感があります。

朝ごはんはパンやシリアル、昼ごはんはサンドイッチ、夕ご飯はキャンプ場で調理・・・など、工夫しながら材料を用意。
3日目の昼は、ジェラルトンが大きな都市なので、何か外食できればいいなー、という感じで考えました。

また、今回はかなり町から離れた道を走る事が予想されたため、万が一の時のために、食料と水は多めに持っていきました。
食べ物は、計画した食材以外に、クラッカーなどのお菓子、シリアル、果物、などで、多少日持ちしそうなものを、余分に買って行きました。


持ち物は、テント、寝袋、イスとテーブルのセット、調理用のガスコンロ、調理道具、紙皿やアルミホイルなど使い捨ての料理道具、食材とクーラーボックス、飲み水(14L+α)と水道水(10L)のタンク。着替えや身の回り品など個人が必要な持ち物、携帯の充電器、車中で食べる食べ物など・・・こんな感じです。

ちなみに、忘れたものは、ヘアドライヤー(笑)。

 

WAの物流街道Great Northern Hwyを経て、Mt Magnetへ


土曜日の朝、荷物を積み込み、朝9時頃、ちょっと遅い出発。

Great Northern Highwayを北上します。

パースからWubinまでの約3時間の道は、実は2週間前に通った道と、同じ(笑)。(その時の話は→パースの北へ!西オーストラリアのワイルドフラワーに出会うプチ旅行記。

それでも、この2週間の間で、自然の様子は変化しており、風景が少し違って見えました。

Wubinで、持参した材料で昼ご飯をさくっと食べ、給油を済ませます。

前の時は、Wubinを通りすぎ、ひたすらまっすぐ進んで行きましたが、今回は道を曲がってMount Magnet方面へ。

ちなみに私達の携帯(Optus)は、この時点ですでに圏外
ここから先、まったく携帯のつながらない旅になりました。

Wubinを過ぎると、次のPaynes Findという町まではおよそ150km

その間・・・本当に何もない!
時々、マイニングの施設らしきものが現れたりしましたが、それ以外はひたすら、見渡す限りのブッシュランドが延々と続いていました。

この道は、パースから、西オーストラリア中西部の穀倉地帯、酪農地帯など地方の産業地帯を経由し、北部の大規模なマイニング場とを結ぶ、西オーストラリアの物流の点で非常に重要な道路です。

この道を走っていると、4連結くらいの巨大なトラックが、めいっぱいに荷物を積んで走っているのによく遭遇しました。

すごい迫力!
運転注意。。。

インド洋沿いに北へ向かう道路に比べると、交通量は格段に少なく、しかも普通の乗用車が少ない。

景色は変わらないし、とにかく次のストップポイントまで、150km走り切らなくちゃ~、という感じです。
(途中、トイレもありません!)

wubintomtmagnet1

どこまでもまっすぐ続く道。他の車の姿が見えない!

 

ようやくPaynes Findという町に到着・・・と思ったら。

ここは、町???

そこには、小さな売店とトイレと給油場しか、ない。

(町は離れたところにあるのか???)

paynesfind

↑こういう大きい車が止まって、運転手さんが休憩したり、整備したり、、、というポイントのよう。

私達も軽い休憩を取り、さらに150kmあまりを、Mount Magnetへ向けて走ります。

paynesfind2

広大な自然のブッシュランドの中をひたすら駆け抜けるGreat Northern Highwayのドライブ。

そんな中、この季節ならでは・・・景色を彩っていたのが、ワイルドフラワー。

wubintomtmagnet2 wubintomtmagnet3  

普段はきっと、武骨なブッシュと赤茶色の土だけの景色なんだろうけど、この時は色とりどりの花が咲き、木々の間を埋め尽くしていました!

さまざまな色のカーペットが不規則に現れては消え・・・それが目に見える限り尽きることなく続いていました。

本当に、Mount Magnetにたどり着くまでの約300km、色んな花々が種類を替えて、ずーっと続いていました!

wubintomtmagnet4

どこまでも続く花畑・・・これが、人の手などまったく入っていない、自然のみが作り出した風景だというところに、心を打たれます。

 

Mount Magnetまで近づき、電線と電信柱が見えた時は、「町だ!」と思わず感激しました(笑)。

 

ゴールデンアウトバックの町Mount Magnetとキャラバンパーク

「町だ!」と思ったのもつかの間。

Mount Magnetの町に入った時は、午後4時くらい。

一応、町役場やインフォメーションの建物などはありますが、もちろんどれも閉まっています。
スーパーマーケット(IGA)も閉店。
あとは・・・酒屋兼タバーンが1軒空いているのみ。

大通り沿いにショップや民家が並んでいるけど、それも約1kmほどで、それを抜けるとたちまち、今来た道と同じ、アウトバックらしい風景がどこまでも続いています。

mt-magnet-town

人気もない・・・。

町の中心部にキャラバンパークがあり、すぐに見つけられました。

ところが驚いたことに、キャラバンパークには、キャンピングカーがいっぱい泊まっている!

こんなところ、誰もいないと思ったのに・・・なんだ、結構いっぱいいるじゃんー(ちょっぴり安堵)
みんな何のためにここに来たのか、どこに行く途中なのかわからないけど、ちょっと意外でした。
家族連れもいました。

mt-magnet-caravan-park

ちなみに、テントの場所は誰もいなかったので、私達は自由に広々と使うことができました。

こうしたキャンプ場は、場所の雰囲気、設備の状況、金額など、行って見ないとわからないことが多く、実際に訪れてみて「えーーー(汗)」っていうこともあるんですが・・・Mount Magnetのキャンプ場は使いやすく良い場所でした。
何より、トイレとシャワーがとても清潔で、構造も使いやすくて感激しました。

意外と木陰も多く、過ごしやすかったです。

洗浄用の蛇口もあちこちにあったため、持参した水道水は使うことはありませんでした。

しかも、家族4人で1泊$38。安い!

子ども達は、ここのキャラバンパークで飼われている猫と戯れたり、他のキャンパーの人達が連れている犬を見て喜んでいました。

 

とりあえず、ここで2泊。

寝る場所が確保でき、しかもわりと過ごしやすそうな場所だったので、本当にホッとしました。

明るいうちにテントを建てて、荷物を片付けて、夕ご飯の支度を始めて・・・とあわただしくやっているうちに暗くなってしまい、なんとか夕食と片づけを終えたら、もう真っ暗。

昼間は天気が良くて温かかったけど、日が暮れたら一気に気温が下がり、早々とテントに入りました。

夜は寝袋だけでは寒くて、家族みんな、寝ながら震えていました・・・。

 

(続く)


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Chieko
2013年より、西オーストラリア・パース在住。
7歳の息子、15歳の娘、夫と4人暮らし。

オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行(キャンプ)。
趣味は料理・ガーデニング・DIY・音楽。

オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。
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