週末。
朝に弱い私は、週末の朝はゆっくり寝ていたいなーと思うのですが、そうもいかないのが現実。
子ども達に起こされるから・・・というわけでは、ありません!
パースの土曜日は、朝が早い。
週末においしいものを食べたい時に食材調達に行く魚屋さん(Catalano’s Seafood factory direct 工場直営店)も、肉屋さん(Mondo Butchers オーガニック&フリーレンジの製品を主に扱っている)も、土曜日は朝7時くらいから開店し、昼過ぎには閉店してしまいます。
(日曜日は閉店)
最近我が家がお気に入りの小さなコーヒーショップ「Red Man Cucina」も、土曜日は朝6時にオープンし、12時で閉店。(日曜日閉店)
私が愛用しているペンキ屋さん「Painted earth」も、土曜日は9時半からで、12時30分には閉店。(日曜日閉店)
あちこちで週末に開かれるファーマーズマーケットは、やっぱり朝7時半くらいには始まって、お昼で終わるところが多い。
大規模なショッピングセンターや大手のチェーン店などは、土日も終日(といっても夕方5時で閉まっちゃうけど!)開いていますが、地元の個人経営っぽい小さいけどこだわりのお店で買いたいものがある時、土曜日の午前中は『勝負』なのです(笑)。
そんなわけで、うちはいつからか、「土曜日は早起きして買い物に行き、日曜日はゆっくり午前中を過ごす」というふうになったわけですが、最近は日曜日も、早起きすることが増えました。
そのわけは・・・
早起きしてフリマに行こう!PerthのSwapmart
日本でもおなじみのフリーマーケット。
パースにもありました!
こちらでは、Swap mart/Swap meet/Swap market などと表記されるようですが、flea market とも言うようです。
ネットでググってみると、パース周辺のあちこちで、地元の団体等が主催しているフリマが行なわれているようですが、シティ近辺で大規模なものといえば、毎週日曜日の朝にKarrinyup で開かれるSwapmartのようです。
Rotary Club of Scarborough Swapmart at Karrinyup Shopping Centre
ウェブサイト
Facebook
シティからの位置関係は、こんな感じ。
随分前から話は聞いていたのですが、あるパース在住の日本人の方からネットを通じて詳しく教えていただいたのがきっかけで、このKarrinyupのSwapmartに興味を持ち、行ってみました。
オープン時間は、朝7時半から10時半(朝はやっ)。
場所は、Karrinyup Shopping Centreという大きなショッピングセンターの駐車場で、立体駐車場の1F部分です。
パースのショッピングセンターは、日曜日は朝11時開店なので、それまでの時間を使ってフリマをやっている、という感じだと思います。
買い物客は、入り口で入場料1人1ドルを払います。
(子どもはフリーでした)
1度出て再入場する場合は、出る時に手の甲にスタンプを押してもらいます。
パースのフリマで売られているものは・・・
先週末の日曜日、私達は家族で早起きし、karrinyupのフリマに行って来ました。
2回目です。
と言っても、ちょっぴり寝坊して、到着したのは9時頃。
かなり出遅れた感はありましたが、それでもすごくにぎわっていました。
店舗数は、正確に数えたわけではないけれど・・・100くらいはあったんじゃないかなぁ?
結構見ごたえがあると思いました。
立体駐車場の階下部分なので、ちょっと暗いです。でも大賑わい。
売っている物は、本当にそれぞれ。
いわゆる家庭の不用品、子どものおもちゃ、本、食器、雑貨、服飾品、アクセサリー、装飾品・・・など。
中古品なので、格安です。
また、手作りのアート・クラフト・絵画、とおぼしき作品を売っている人もいました。
結構立派な植木・・・これは業者かも?
どの家にも立派なガーデンがあり、植物が必要不可欠な、パースのフリマらしい光景、と言えるかも。
古着もたくさん売られていました。
けど。。。うーん、私には派手だ~。
写真には取り損ねたけれど、本格的なパーティドレスや、ウエディングドレス?というようなものも、売られていました(笑)。
個人的に「オーストラリアらしいなー」と思ったのが、工具や農作業の道具。
家の手入れや庭の手入れ・・・パースで暮らすにはこうした道具が欠かせません。
汚れとか気にする必要はないし、しっかり使えればよいのだから、こういうところで中古品を買うのは、アリだなーと思いました。
子どもが目を奪われるおもちゃも、いっぱい(笑)。
ポケモンの(昔のバージョンの)キャラクターのおもちゃ。たぶん〇ックの〇ッピーセットでしょうね。
$1で売られていました。
やっぱりフリマは面白い
この日、私達家族が買ったもの、その一部を紹介します!
息子。
言うに及ばず(笑)。車のおもちゃです。
SUBARUは、ボンネットが開くところが、息子のツボだったようです(笑)。でもバッテリーは切れており、ライト等は点きません。
これ全部で$5。高いか安いかは?ですが、本人がとても気に入っているのでまぁよいでしょう。
次に、娘。
最近、一人で出かけることも増えたため、中古のiPhoneを持たせるようになりました。
そのiPhoneケース。1個50セントだったとのこと。
多少使用感はあるものの、ほぼ無傷なので、結構お買い得だったんじゃないかな。
夫は。
オーストラリア国営放送(ABC)の記者Mark Willacyさんが書いた、東日本大震災と福島原発事故のドキュメンタリーの本。
事故直後から、被災地を何度も訪れ、私達日本人すらなかなか知ることのなかった現地の状況を、オーストラリアの人々に伝えていました。
以前から読んでみたいと思ってきた本。。。夫が偶然、古本セールの売り場で見つけた!$1。
たぶん、私のために買ってくれた、ハズ(笑)。がんばって読もう。
私がみつけたのは・・・
アンティーク風のイス。
塗装は剥げて古びているけれど、作りはしっかりしていて、ガタつきもないし、デザインも面白いので買いました。$10でした。
いすとしても十分使えるけど、私はディスプレイ用として使おうかな、と思っています。
売っている人は「Wheel Back Chair」と言ってたけど、もし本当なら、19世紀のイギリス製の正真正銘アンティーク・・・!
後でネットで調べてみたけど、うーん、たぶん本物じゃないだろうなぁ。
でも、かえって好きにペイントできるから、いいや。
アンティーク風に白く塗ってみようかなぁ・・・なんて考えています。
あちこちの売り場を見ながら、値段を比べたり、売っている人と話をするのも面白いです。
気前よくディスカウントしてくれる人もいれば、きっぱりと値引きを断わる人も。色々ですね。
これは日本のフリマでも同じだと思いますが、特に電気製品やゲームソフトなどは、その場で動作確認ができない場合もあると思うので、ちょっと注意が必要です。
それにしても、もっと早く来て見ればよかった・・・!と思いました。
たとえば、引っ越しして、ちょっとした雑貨や小型家具、工具など、生活を始めるためにすぐに必要なものって、ありますよね。いずれゆっくり選びたいけど、とりあえず手っ取り早く安いものを手に入れたい!なんて時に、こういったswapmartは役に立つと思いました。
また、パースでは買い物といえば、あちこちにショッピングセンターがあるけれど、どこも同じ店舗が入っていて、同じ品ぞろえ。。。見ていて面白くない、と正直感じてしまいます。
でも、swapmartでは、先のようにちょっと前の年代の家具や装飾品なども売っていたりして、たぶん数十年前のものが家を整理して出て来たんだろうなー、みたいなものもあったりします。時代遅れのデザインだったり古めかしかったりするけれど、これだけの品物が並んでいるのに一つ一つ違って、見ていて興味深く、面白いですね。
ブラブラと見て回るだけでも楽しいです。
ちなみに、出店料を係の人に聞いてみたところ、1区画$10とのこと。
日本では、地域や企画などによって出店料はさまざまでしょうが、結構大規模なフリマで車で搬入可の場合は、2000円~3000円くらいが相場じゃないかなーと思います。
私が以前、日本でフリマに出店した時は、店舗数が多く、車で搬出入ができる規模で、出店料3000円でした。
それを考えると、このkarinnypのswapmartは、区画も結構広いし、車もすぐそばに止められて、結構良心的ではないかなーと思いました。
まあ、マーケットは3時間くらいなので、時間が短いというのはあるけれど、お客さんはとても多くてにぎわっていたし、パースの物価や土地代を考えると、安いといえるんじゃないでしょうか。
うちは、今は売れるほど品物がないので、しばらくはもっぱら買う方専門になると思いますが・・・
物価の高いパースで、家族みんなが買い物を「楽しめる」、swapmart。
ハマってしまいそうです。
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