簡単すぎ!鶏ムネ肉と塩レモンのフライパン焼きレシピ

3月11日で、東日本大震災と福島原発事故から6年が経ちましたね。

最初に、少しだけ書かせてください。

忙しくて、あまりニュースもチェックできていませんが・・・海外在住だと、日本の報道からも疎くなってしまうので、いくつかのことをここで振り返りたいと思います。

今もなお、12万人以上の方が避難生活を続けていらっしゃるとのこと。特に、福島県で、県内県外へ避難生活を続けている方は今だ、8万人弱いらっしゃるそうです。・・・6年もの間。

今月末には、浪江町と富岡町の帰還困難区域が解除されるそうですね。これにより、帰還困難区域をのぞく全ての避難地域が解除されることになります。国や自治体が「復興」「帰還」を推進している一方、戻ることを決意している住民の方は、そう多くないようですが…。ちなみに避難指示が解除されると、一年後には賠償も打ち切られるそうです。戻る方には、別途支援があるそうですが。

また、国の避難指示が出ていない地域から避難した「自主避難者」への住宅無償提供も、今月末で打ち切られるとのこと。しかし、やはり安心して戻れる状況ではない、避難を続けたい、と希望している方も多くいらっしゃいます。

今年頭には、福島原発の2号機内部で、初めて溶融した核燃料の存在がカメラで確認されました。約600シーベルト以上もの高い放射線量が確認されたこともニュースになりました。6年経っても、いまだに内部の詳しいことはわからないし、人が近づけない高線量であることは確かです。爆発した1号機と3号機を含めると・・・本当に私達日本人は、大きな負の遺産を抱えてしまったし、後の世代にそれを残さなければならないのだな、と、言いようのない絶望を感じます。

来年の今頃は、いったいどうなっているだろう。

震災および原発事故で犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りすると共に、いまだ影響を受けているたくさんの方々が、一日も早く落ち着いた生活を手にいれられるよう、心から願います。

 

さて、今回は久しぶりに、レシピです♪

 

夏に私がバテてしまった理由

話はさかのぼりますが、1月は、色々あって、個人的にとてもきつかったです・・・。

主にはストレス。体調を崩して、心身ともに限界に近かったです(涙)。

まあ、毎年夏のスクールホリデーは、長いし暑いしキツいんですが、今年は色んな心配事が重なって、特に辛かった。

あと、今年の夏は気温差が激しく、蒸し暑い日も多かったですね。体調維持が難しかったです。


でも2月に入り、子ども達の学校生活も始まり、何とか私も生活リズムを取り戻してきました。1ヶ月くらい経って、ようやく復活してきた感じです。

こんな感じで、夏の間は食欲がわかなくて、体力もすごく落ちてしまいました。
毎日必死にごはんの支度ですが、肉を買って調理するのが面倒で、野菜ばかり食べていたら、今度は力が出なくて、キッチンに立つのがつらい・・・という悪循環(涙)。

これではダメだ、と思って、意識的に肉を多めに食べるようにしたら、少しずつ元気を取り戻してきました。あえて、普段食べないような厚切りのビーフやポークを買ってきて、自分用にステーキを焼いたり・・・。

とにかく必死で食べました。


肉を食べるべきか、極力減らすべきか、色んな意見があるかと思いますが、私はやっぱり肉が必要だ!と思います。

ただ、肉って言うと「コッテリ」というイメージがありますが、フリーレンジの鶏ムネ肉などは、本当にサッパリして固い豆腐みたいな感覚で食べられる気がします。
オーガニックビーフなどは、簡単焼くだけのローストビーフにすれば、内側の赤身は程よく柔らかく、過剰な脂のしつこさゼロ。
また、できるだけ抗生物質などを使っていない、そういう面で質の良い肉を、可能な限り選びたいとは思っています。


毎日タップリ食べる必要はないけど、時々しっかりと肉は食べた方がいいんじゃないか、と思います。私自身は必要ですね~。生きるために(笑)。


でも息子は本当に肉が嫌いで、ほぼベジタリアン食なのに、私より元気なの、なんで!?

体質もあるんでしょうかねー。

まあ、、、

 

そんな状態で、「良質のたんぱく質」を摂りたい。でもあれこれ食事を作る元気もない。暑くて食欲も湧かない・・・。

という状況だったこの夏、我が家で何度も使いまわしたレシピがあります!

 

冬に漬けておいた塩レモンが大活躍!のレシピ


以前のブログで、「塩レモンを作りました」というのを書きました。

レモンでさっぱり!白身魚の簡単すぎるレシピと、パースで買いやすい魚の種類。

 

パースでは、冬にレモンが実ります。
昨年9月、知人からたくさんレモンをいただいたので、初めて「塩レモン」を漬けてみました。

これが、夏になって大活躍!

乳酸発酵した独特の酸味+旨みと、レモンのさわやかな香り。そしてパンチの効いた塩加減。

刻んで肉や野菜などに合わせると、食欲が出ない夏でもおいしく食べられました。


特に私自身が気に入ったのは、鶏肉と合わせる調理法。

高タンパク・低脂肪の、フリーレンジの鶏ムネ肉を、体力回復のためにたっぷり食べたい時。

鶏肉をひと口大に切り、好みの野菜と共にフライパンで焼きます。その上に刻んだ塩レモンをワーッと散らして、ふたをして火を通します。

それだけ!

あれこれと味付けをしなくても、塩レモンの塩加減だけで十分ですし、好みで塩コショウを足しても、もちろんよいです。

とにかく、なーんにも考えなくても、塩レモンが調味料として大活躍!!


そして家族もよく食べてくれます(息子除く 笑)。


鶏ムネ肉の塩レモン焼き レシピ

いつもいつも、手抜き 簡単な料理ばっかりですみませんね~(笑)

これも、レシピと言うほどのものではないんですが・・・

一応、材料を載せておきますが、もちろん分量も合わせる素材も、お好みで、そしてその時冷蔵庫にあるもので、適当に合わせちゃってください。


『塩レモン』は、さんざん日本でも流行った保存食だそうなので、もうみなさんご存知だと思います。

英語では、preserved lemon と言います。

一応、私が参考にしたサイトはこちら↓です。

How To Make Preserved Lemons (A Moroccan/Middle Eastern Specialty)|The Daring Gourmet

写真が多いし、キレイで、手順がわかりやすいです。
ただ、レモンを液体に漬けるため、この人は水を足すそうですが、私はレモン果汁を使いました。しっかり液体に浸っていないと、水面から出たレモンにカビが生えやすいそうです。

材料に使うレモンは、農薬や防カビ剤などが散布されていないものを使いたいですね。皮ごと食べるものなので。

 

塩レモンの使い方については、色んなレシピを見ると、「水洗いして塩分を取り除いてから使う」と書いてあります。
私も最初はそうしていたのですが、最近は水洗いせず、水気を絞ったら、刻んでそのまま使っちゃいますね。
その代り、調理には、基本的に塩は必要なし、って感じです。

ではとりあえず、レシピ載せますね。

鶏ムネ肉の塩レモン焼き

By Chieko 公開: 3月 13, 2017

  • 出来上がり量: 3~4 人前
  • 準備時間: 10 分
  • 調理時間: 10 分
  • 出来上がりまでの時間: 20 分

鶏ムネ肉をそぎ切りにして、野菜とともにフライパンで焼き、最後に刻んだ塩レモンを散らして蒸し煮にします。簡単!塩レモンの酸味と塩気が鶏肉と相性抜群。

材料

  • 鶏ムネ肉 1 枚 約350g
  • 赤ピーマン(capsicum) 1/2 コ 大きいサイズ。
  • 塩レモン 1/2 コ分
  • にんにく 1 かけ
  • 白ワイン 適宜
  • 塩コショウ 適宜 好みで。
  • イタリアンパセリ 適宜 好みで。

作り方

  1. 鶏ムネ肉はひと口大のそぎ切りにする。赤ピーマンは適当なサイズで千切り。塩レモンは(水洗いし)水気をしぼり、角切りに刻む。にんにくはスライス。
  2. フライパンを強火にかけて熱し、オリーブオイルをしく。温まったら、にんにく、鶏肉を順番に入れて、鶏肉の表面を焼くように軽く火を通す。軽く塩コショウをしてもよい。
  3. 赤ピーマンを加え、サッと炒め、刻んだ塩レモンを散らし、白ワインを回しかける。ふたをして中火で約10分蒸し焼きにする。
  4. お皿に盛り付け、好みでイタリアンパセリなどをちぎって散らす。

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手順も調理時間も、適当なので・・・レシピはメモ代わりにでも見てください(笑)。

ホント―にカンタンなんです!!


発酵したレモンの酸味は、独特ですね。

ちょっと梅干しにも近い感じ。。。とっても食が進みます!

彩りと味のバランスに、赤ピーマンがちょうどよい感じで、我が家ではこの組み合わせが定番です。

でも、代わりにブロッコリーやアスパラなどを入れても、おいしいと思います。


我が家の場合は、私が瀕死の時のお助け料理なんで、本当にワーッと焼いて大皿にボーンとのっけるだけですが、好みでタイムやローズマリー、バジルなどのハーブを加えても、香りが引き立つのでは。

みなさんのセンスで、オシャレにアレンジしてください!


今年の冬も、塩レモン作ろう~(夏のために 笑)


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Chieko
2013年より、西オーストラリア・パース在住。2017年永住権取得。
息子(小学生)、娘(ハイスクール)、夫と4人暮らし。

オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行(キャンプ)。
趣味は料理・ガーデニング・DIY。

オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。
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