海外の子も大喜び!簡単&盛り上がる寿司ケーキのレシピ。

先週末は息子の8歳の誕生日でした!

と言うわけで今回は、誕生日パーティのあれこれと、子ども達に大好評だった「あの料理の作り方」を紹介します。

 

オーストラリアの子どもの誕生日パーティ、何をする?

我が家はもともと、お友達を招いて誕生日パーティをやるタイプではなく、家族だけでささやかにお祝いをしてきました。

でも、息子もYear2(小2)になり、クラスのお友達の誕生日パーティに呼ばれることが増えてきました。
息子と仲良くしてくれる友達が増えて、親としてはとてもうれしいですが、「僕の時もパーティやりたい!」と息子が言い出すのも、まあ当然の流れで(笑)。

 

ところで、こちらの「子どもの誕生日パーティ」って、どんな感じかというと???

結構さまざまです。

こちらのエンターテイメント施設には、よく Function というオプションがあります。団体でパーティなどの企画を行う予約です。まさにバースデーパーティとかのために、会場を(または一室を)貸し切ったりするのです。

以前息子が誘われたバースデーパーティは、サイテック(Scitech) といういわゆる「科学館」で開かれました。(サイテックについては過去記事で少し触れています。)
係のお兄さんお姉さんが、工作や実験ショーなどをやってくれました!スペシャル感満点!!

室内プレイグランド(ボールプールや柔らかい巨大すべり台などがある)で、Function用に部屋を借りてパーティをやるのも結構定番です。

聞いた話では、息子のクラスでは、「室内スカイダイビング」場で誕生日パーティをやった子もいるとか!
(てか、親の趣味だろーって感じですが 笑)


あとよく見かけるのが、公園でのバースデーパーティです。

パースの公園によくある無料のBBQ台でバーベキューを焼きながら、食べ物飲み物を持ち寄ってパーティしている団体は、よく見かけますね。
中には、そこにバルーンアートやフェイスペインティングの人をハイヤーして来てもらったり、Bouncy Castle(空気で膨らませた遊具の中でジャンプする)を個人で借りて建ててたり(事前の許可はいるのだろうか?)……。

気合がすごい~~~!

 

でも、家庭によっては、工夫して自宅に子ども達を呼んでホームパーティする家もあります。

我が家もどっちかといえば、自宅派だな~。


誕生日パーティやめようかな?と思った理由

しかし、実は私は、誕生日パーティをするかどうか迷っていました。

というのも、息子が 虫歯 で……。甘いものは控えていたはずだし、気をつけて歯磨きもチェックしてきたつもりですが、以前治療した虫歯が悪化してしまい、歯医者に通っていました。
その治療が、やっと完了したところ。

あまいケーキやアメなんて、食べさせたくない!

でも、誕生日にケーキやお菓子がないなんて、息子にも、来てくれたお友達にも、かわいそうだから……。

なんて、あれこれ考えていました。


実は昨年の息子の誕生日、ホントに仲良しのお友達だけを呼んでプチパーティをしたのですが、その時にも同じことを考えて、ケーキの代わりに「寿司ケーキ」を作りました。

思いつきで作ってみたのですが、これ(↓)が子ども達に大好評だったんです(笑)。
(ちなみに、お友達はみな日本人の子じゃありませんでしたが、スシは大好きですね~)

 


息子もお友達も、それを覚えていて、

「去年食べた Sushi Cake 今年も食べたい!絶対に作って!」

と言われたんですね。

私としては、うれしいやら、おかしいやら(笑)。


まあー、お寿司ならいいか。それに、子ども達が食べたいというんだから、それが一番!


ということで、今年の息子の誕生日パーティは、自宅にお友達を招待して、「寿司ケーキ」とゲームなどを楽しむことにしました。


寿司ケーキの作り方

 

というわけで、寿司ケーキの作り方を紹介します。

実はこれ、本当に簡単です!

基本的には、ちらしずしなどと同じで、すし飯を用意するだけです。

今回は、子ども用ということと、万が一アレルギーなどを避けるため、生魚や甲殻類(エビなど)は使わないで作りました。

今回の具は、子ども達が食べ慣れている、キュウリ・ミニトマト(赤・黄)・にんじん・スナップえんどう・卵・ツナマヨ。
(安上がり&すぐ手に入る!)

あまり凝った感じにはせず、彩りよくざっくり盛り合わせて。

 

寿司ケーキを作るには、デコレーションケーキのスポンジを焼く丸い型を使います。

我が家で使うのは、直径22cmの型です。

横のレバーをはずすと、側面が緩むようになっていて、底が取り外せます。

今回は、この側面の輪っかだけを、丸型のボードの上にのせ、そこにケーキを作っていきました。
詳しくは、下記のレシピをご覧ください。

 

この大きさで、お米5合分の寿司飯がちょっと余るかな、という感じです。

以下レシピ内にある「すし飯のレシピ」は、過去記事「酢飯の作り方と、身近な材料でちらし寿司の具アイデア。」をご覧ください。


寿司ケーキの作り方

By Chieko 公開: 11月 23, 2017

  • 出来上がり量: 直径22cmのケーキ型1個
  • 準備時間: 60 分
  • 調理時間: 30 分
  • 出来上がりまでの時間: 1 時間 30 分

丸いデコレーションケーキのようなお寿司。すし飯と具を用意して作る、ちらしずしの応用です。意外と簡単なのに盛り上がるので、ぜひ子どものお誕生日や記念日に♪

材料

  • すし飯 5 合分 詳しい材料と手順は「すし飯のレシピ」を。
  • 4 コ
  • 砂糖(Raw sugar) 小さじ4
  • ツナ缶 1 缶 好きな量。
  • マヨネーズ 適宜 ツナマヨ用。
  • きゅうり 1 本 トッピング用に輪切りを少量(ところどころ皮をむくとキレイ)。その他は千切りにする。
  • ミニトマト 適宜 トッピング用。複数色が入るとかわいい。
  • スナップエンドウ 適宜 トッピング用。筋を取ってサッとゆでる。
  • にんじん 適宜 トッピング用。細い千切り。
  • しょうゆ 適宜 食べる時。

作り方

  1. スシ飯を用意する(「すし飯のレシピ」参照)。冷ましておく。
  2. 錦糸たまごを作る。卵1コに砂糖(Raw Sugarなど)小さじ1(好みで減らしても)を入れて溶き、熱して油をしいたフライパンに流し入れ、薄焼き卵を焼く。4枚分焼く。冷めたら細く切って錦糸卵を作る。 ※詳しくは「すし飯のレシピ」参照。今回卵4個で結構余りました。3個でもいいかも…
  3. ツナ缶は水分を切って器に入れ、好みの量のマヨネーズを加えてよく混ぜて、ツナマヨを作る。他の具材を用意する。キュウリなどの野菜の水分は、キッチンペーパーなどでしっかり取っておく。
  4. ケーキ型の側面部分を用意する(好みでラップで包む)。カッティングボードの上に置く。半分の高さまで1.で作ったすし飯を入れる。結構しっかりと詰めて、表面を平らに慣らす。
  5. 4.の上に、錦糸卵を広げる。さらに千切りのきゅうりを広げる。
  6. 5.の上に、さらにすし飯を入れる。しっかりと詰めて、表面を平らに慣らす。
  7. 型を取ると、こうなります。
  8. 7.の上に、具材を盛り付けて、できあがり。

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調理時間は目安です。すし飯の米を炊くところから含んだ、おおよその時間です。

すし飯と錦糸卵は、時間に余裕を持って、事前に用意しておくとよいです。

今回は、ツナ大好きのお友達がいたので、(息子は食べたがらないんですが)ツナマヨをアクセントに入れました。

マヨネーズでよく和えたツナは、計量スプーンと菜箸を使って丸く形作り、うまい具合にトッピング。


私のデコレーションは本当にシンプル!ですが(笑)、好みやアイデアで何でもOKです。

海苔やいりごまを散らしてもよいですね。あと、桜でんぶが手に入れば、かわいらしい仕上がりになるでしょう。

もちろん、生の刺身をたっぷり盛って豪華にしてもよいですし、スモークサーモンやアボカド、エビを組み合わせてオシャレ洋風にしても美味しそう。


また、すし飯のレシピの過去記事では、トッピングにお花型のにんじんを紹介していますが、特に女の子のお祝いなら、それもカワイイ!

エディブルフラワーやハーブを取り入れると、すっごくおしゃれに仕上がるはず。

私も次の機会には、大人向けの「寿司ケーキ」を作ってみたいと思います。


どんなバースデーパーティをしたか?

さて、少し誕生日パーティの話に戻ります。

当日の朝、私が寿司ケーキを作っている間に、娘がチョコレート味の「ウェルカムカップケーキ」を焼いてくれました。
息子は食べられませんが、来てくれた子ども達に出すために……と思って焼いてもらいました。

これがみんなに大好評!

娘、Great Job !!


パーティのゲームは、パパの担当。

息子と二人で、色々と準備をしてくれました。

当日はまず、息子が隠した「お宝」をみんなで探す、Treasure Hunting ゲーム でパーティの幕開け。

それから、用意しておいた音楽で、Music Statue ゲーム。(ホストが音楽をかけ、みんなで踊り、音楽を止めた時に止まれなかった人が抜けていく。最後まで残った人が勝ち)

次に、夫が用意した「マリオの福笑い」。

みんな大笑いで盛り上がってました(笑)。

Kmart で小さいおもちゃ(ホイッスルやミニ水鉄砲などなど)やメダルをたくさん買っておいて、ゲームの景品にしました。それだけで、みんな超本気モードに!


そして、みんなで寿司ケーキを食べて、その後は自由に遊んだり、ショートムービーを見たり。

 

そして最後にピニャータ。

ピニャータと言うのは、張子のようなものの中にお菓子を入れておき、つるしたものを、子ども達が棒でタタキ壊して、中から出てきたお菓子をもらう、というものです。

詳しくはこちらを → ピニャータとは | 日本ピニャータ協会


または、くす玉のように、何本か垂れている紐のうち、一つ(当たり?)を引っ張ると、パカッと開いて中のお菓子がこぼれ落ちてくる方式もあります。

なぜかよくわからないけど、こちらでは、子どもの誕生日によく行われるんですね。


我が家の場合は、ピニャータをつるす場所がないので、夫が持ちました。

やっぱり中身は、アメやチョコレートなどの甘いお菓子ではなく、ガラクタみたいな小さいオモチャで(笑)。

ヘルメットをかぶって、準備万端な子も(爆笑)。

やっぱりうまく開かなくて、最後は夫が力技で割りました。

 

お友達に楽しんでもらえて、息子も楽しい誕生日が過ごせたと思います。

みんな、ありがとう♪


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Chieko
2013年より、西オーストラリア・パース在住。2017年永住権取得。
息子(小学生)、娘(ハイスクール)、夫と4人暮らし。

オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行(キャンプ)。
趣味は料理・ガーデニング・DIY。

オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。
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