秋のスクールホリデーが終わり、今週から子ども達の学校はterm2が始まりました。
スクールホリデーの間、我が家は何をしていたかというと・・・
何もできず・・・(^^;
ホリデーしょっぱなのイースター4連休、息子が風邪をひいてしまいました。
1、2日ですが、39℃近い熱も出て、元気もなくぐったりしていました。
そして、それが治ってきたと思ったら、今度は私が風邪・・・。
(たぶん息子からうつったんだろう)
私の場合は、熱が出ない代わりに、のどが腫れて、咳がひどくなり、頭痛がひどいと思ったら、鼻水・・・。
夜も眠れなくて、本当に辛かった~。。。
そんなこんなで、必要最低限の用事以外、でかけることもできず、気が付いたら2週間が終わっていました(涙)。
子ども達にとっては、さぞかしつまらないスクールホリデーだったことだろうなぁ。
それでも、学校が始まる時に、なんとか私も元気を取り戻すことができたので、むしろよかったかな。
再び、送り迎えやお弁当作り、日々の家事に明け暮れる日々です。
ところで、前学期の話になりますが、今回は娘のハイスクールの話を書こうと思います。
親として、色々と考えさせられた、西オーストラリアのハイスクールとは。。。まとめておきたいと思います。
ところで、西オーストラリアで言う『ハイスクール』とは?
西オーストラリアの義務教育は、大きく分けて、Primary schoolとSecondary schoolに分かれています。
日本風に言うと、初等教育・中等教育、みたいな感じでしょうかね。
※以下、私立校(private school)はあてはまらない場合もあるかと思います。また学校によっても違いがあるかと思いますが、パース周辺の公立学校については共通点も多いかと思います。
●Primary school — 6歳(Year1)~11歳(Year6)
4歳(kindy)・5歳(pre-primary)は、Primary schoolの準備教育という位置づけ。kindyは義務教育ではない。
●Secondary school — 12歳(Year7)~17歳(Year12)
さらに、Secondary schoolは、middle schoolまたはlower schoolなどと呼ばれる学年(Year7~10)と、senior schoolと言われる学年(Year11,12)とに分かれています。
middle schoolでは義務教育として定められたカリキュラムを学ぶようです。そしてsenior schoolでは、University等への進学や、就職など、生徒個別の卒業後の進路に的を絞った、具体的・実践的な勉強を行うようです(私も詳しくはわかりません。これから学んでいきたいです)
Secondary schoolの多くはSenior high schoolとか名前がついていることが多いです(Collegeなどの名前がついている場合もあります。厳密には定義があるのかもしれないけれど、よくわかりません)。
そして、一般的にSecondary schoolのことを、『ハイスクール』と呼ぶようです。
日本は、「小学2年生」「中学3年生」などと言いますが、こちらではYear1~Year12まで連続で表します。
慣れるまでは、ちょっと混乱しました。
また、昨年までは、Year7はPrimary schoolに属していたんですね。今年から西オーストラリアの制度が変わりました。
そのため、今年は、Year7,6が同時にprimary schoolを卒業し、Year8,7として同時にsecondary schoolに進学、ということになりました。
ちょっとややこしかったです。
娘は今年、ハイスクールに進学しました。
なんとかterm1が終わり、term2が始まったところですが、ハイスクールのことでは本当に色々と戸惑うことが多かったです。
私は日本の中学・高校しか知らないので・・・こちらのハイスクールがどんなものか、まるでわかりません。
とりあえず自分が中学生だった頃の経験を思い返しながら、「後は何かあったらその都度対応していくしかない」と思い、まずは様子を見ていくことにしました。
あとは、パースに来てから2年弱過ごした、primary schoolでの経験を支えにするしかありません。
しかし、本当に「国が違えば教育も違う」のだなぁ・・・と、改めて思い知ることに。
大切なホームワーク=「宿題」ではなかった!
「ハイスクールはプライマリースクールと違って、勉強がグンと難しくなる」ということは、以前から聞いてはいました。
初めてのハイスクール・・・おまけに、娘はこれまで、プライマリースクールのIEC(Intensive English Centre)という、英語が母国語でない生徒のための特別コースに所属していました。
ですが、ハイスクールからは、ネイティブの子達と同じ、普通の学校(メインストリームと言います)に通っています。
英語のハードルもグンと上がる。
今までは、周りもみんな娘のように海外からやってきた子達でした。クラスの人数も少なくて、先生も子ども達の理解度に合わせて、きめ細かくやってくれていたようです。
プライマリースクールのメインストリームの授業がどんなふうかはわかりませんが、少なくとも娘のクラスは、いつも楽しそうで、授業も絵や工作を用いた課題がいっぱいありました。
ハイスクールに入って、まず(親として)びっくりしたことは・・・
必修科目のうち、特に基本となる4教科
・英語(English)
・算数(Mathematics)
・社会(Humanities and Social Science)
・科学(Science)
のそれぞれの先生から、最初にお手紙が来たのですが、その学年でやる学習内容や持ち物などの説明に加えて、どのくらいのホームワークを出すか、どのタイミングでテストがあるか、どの課題に何点が配分されているか、などの、学習の見通しが書かれていました。
成績を評価する際に、テストだけでなく、ホームワークも大切な得点源だということです。
「ホームワークはきちんと提出させてください。正当な理由がなく期限までに提出しなかった場合は、0点にします。」などの内容が書かれていて、担任の先生の名前とメールアドレスが記載されており、最後に親がサインして返却する紙が添付されていました。
おっと、うっかり忘れたら大変だ!!
ホームワークと言っても、日本のいわゆる「宿題」とは、なんていうか重さが違います。
あえて訳すなら、完全に「(学校外でやってくる)課題」ですねー。
そして、課題の内容も、私はいちいち娘のやっていることをチェックしていないので詳しくはわかりませんが、単に授業で習った内容を復習したり練習問題をやったりするだけでなく、習った内容を元に、調べてレポートを作成したり(科学)、与えられたテーマについてエッセイを書いたり(英語)、というもののようです。
もちろん、インターネットも存分に使ってOK。
一気に学習の内容が変わったなー、という感じ。
まるで、大学や専門学校みたいな感じですよね???
少なくとも、私が思い描いていた『中学一年生』の勉強とは、それはずいぶん違っていました。
プライマリースクールの時とは、書く量も、読む量も、とにかく文章の量が格段に増えたなー!と驚きました。
娘の英語力でやっていけるのだろうか?特に、娘のこの語彙の少なさ、文法の知識の少なさで~?
・・・と思ったら、案の定。
問題が起こりました。
※元は一記事だったのですが、長いため前半・後半に分割しました。
後半は、中学高校生の留学・移住。パースで本当に学べること、学んでほしいコト。
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