先週末、ちょうど私達がパースに来てから、丸１年半経ちました。
もう１年半も経ったのかー。と、週末は夫と二人で話しました。
あっという間に過ぎ去ったような気がするのですが、私達の間では、ただ泡のように消えて行った時間ではなく、過ぎて行った時間に相当する距離を進んできた、という手ごたえのようなものがあります。
そう思えるということは、とても幸せなことかもしれません。
とはいっても、まだまだこれから、私達家族には乗り越えなくてはならないものが色々とあります。
これからも一段一段、励まし合いながら階段を上っていきたい、と思いました。
ところで、パースにはコミュニティ新聞みたいなものがあります。
無料だけど、結構きちんと作ってある新聞で、地域の情報やニュースなどの記事の他、ローカルなお店の広告やイベント情報なども載っています。
自分の住んでいる地域のことがよくわかるので、コミュニティ新聞はよく読むようにしています。
家のポストに入っている時もあるし、入っていない時は、ショッピングセンターにたくさん置いてあるので、それをもらってきます。
先週、コミュニティ新聞を見ていたら、Kitchen Warehouse というお店の広告が出ていました。
このお店は、名前の通り、調理器具や食器などキッチン周りの物の専門店です。
どうやら、サンプル品・展示品やB級品のセールをやるらしい！
ちょうど、食器やカトラリーを買い足したいと思っていたこともあって、先週の土曜日に、お買い得を探しに行ってみました。
キッチン用品の専門店。何が売ってるの？
パースでは、シティからちょっと離れたところに、倉庫のように大きな専門店が集まっている場所がいくつかあります。
家具やガーデン用品、アウトドア用品、オフィス用品、などの専門店が多いです。
お店のスケールが、ホントに、でかい。
Kitchen Warehouse も、そんなお店のひとつです。
その名の通り、料理に関する物の専門店で、広大な店舗の中は全てキッチン用品。
とにかく品ぞろえが豊富！
普通のショッピングセンターではみつけられないようなものも、ここでは見つけられます！
売っているものといえば・・・
・食器、グラス、カップなどのテーブルウェア全般。
・フライパン、鍋、オーブン用の器など。
・計量に使うカップ、スプーン、計り、キッチンタイマー、温度計など。
・おたま、へら、泡立て器などの調理器具
・保存用のコンテナ、カン、びん、タッパーなど。
・ナイフ、包丁、まな板。
・コーヒーメーカー、電動ホイッパー、ジューサー、フープロなどの電動調理機器。
・焼き菓子の型、クッキーの型、オーブントレイなどのベーキング用品。
・エプロン、ナプキン、ふきん、かご、食器洗い用品、などキッチン周り全般のもの。
・ケーキ作り用の着色剤やデコレーションの素材など。
・・・ありとあらゆるもの、です！
特徴は、とにかくどれをとっても種類が豊富なこと。
そして、（私はあまり詳しくないですが）評判のよい有名なメーカーのものが取り揃えてあることでしょうか。
たとえば、日本で、料理のプロに評判がよいと言われる（？）『GLOBAL』の包丁が、種類豊富に取り揃えてありました。
また、日本でも人気のル・クルーゼもたくさん置いてありましたね。
私はあまりそういうブランドに詳しくないのですが、価格も高く、デザインも素敵で、しっかりした作りのものがたくさん置いてある、という印象です。
私が買ったもの
今回、私はいくつか買い物をしたのですが、イイものがいくつかゲットできたので、報告します（笑）。
●Skimmer
これ、これ！
パースに来て以来、ずーーーーっと欲しかった～。
『てんぷらの作り方』の記事でも書きましたが、揚げ物をする時に、揚げカスをすくうものがなくて、困っていたのです。
回数を多く揚げる時は、どうしても揚げカスが焦げてしまうので、取り除きたいですよね。
何かないかな～、と思っていたのですが、ココにありました！
プラスチックからステンレスまで素材も色々で、網目の大きさも大小さまざま、おたまに穴の開いたタイプもあり。
価格も、$4くらいから、$30（だったかな？）くらいまで、幅広い。。。
私は価格と使い勝手と信頼感を考慮して、これを買いました。$15。
●Pepper Mill
粒コショウやロックソルトを挽くミルです。
パースに来て間もない頃、こういうミルが欲しくて、その辺のスーパーや量販店で売っている安い物を買ったことがありました。
が、ガリガリと使っているうちに、中から塗料の剥げたようなかけらが、混ざって出てくる・・・
これはさすがにヤダな、と思って、使うのをやめました。
その経験がトラウマになって、以来ミルは使わない、と思っていたのです。
が、今回、結構しっかりした作りのもので、元は$30のものが、$10に値下がりしていた（！）ので、買ってみました。
実は以前、『いりごまの作り方』という記事で書いたのですが、いったごまからすりごまを作る時に、パースでは日本のように手軽に擦れる道具がなかなかみつからないなぁー、と思っていたんですね。
で、もしかしたら、こういうミルを使って、ごまが擦れるんじゃないか？と思ったのです。
そうすれば、今使っているごますり器がダメになったとしても、これで大丈夫だ！と。
で、試しにいりごまを入れて、回してみましたが・・・
うーん、できなくはない、、、って感じ。
かなり微妙な挽き具合の調節（ネジのところ）をしないと、ゴマが出てこないのと、それなりの量のすりごまを作るには、かなり回さなければならず、ちょっと疲れますねー。
私の感覚では、やっぱりすりごまには向かないな～、って感じでした。
なのでこのミルは、粒コショウかロックソルトを挽くのに使いたいと思います（笑）。
●Soy sauce Pot
しょうゆさしです。
私はパースに来る時に、しょうゆさしを持ってこなかったのですが、しょうゆを食卓で使う時に結構不便でした。
しょうゆさしくらい、パースにだってあるだろう～、なんて思っていたのです。
でも、意外とないんですよね、塩やコショウ用の容器はあっても、しょうゆさしって、、、
日本なら、どこに行っても買えるのに・・・
で、スーパーにキッコーマンのしょうゆさしに入った醤油が売っていたので、それを買って、以来ずっと詰替えて使って来ました。
これにはホントに助かった・・・そんなに高くもなく買えました。
というわけで↑を使いつつ、イイ感じのしょうゆさしがあったら欲しい、と、ずっと思っていたんです。
このお人形の形をしたしょうゆさしは、$20弱。セール品じゃなかったけど買いました！
●Mug & Tea Pot
マグカップは、どこにでも売っています。
が、やっぱりKitchen Warehouseならでは、の素敵なデザインのものが色々ありました。
この日私は、前日に１つマグカップを割ってしまったばかりで、ちょうど欲しいと思っていました。
このぽってりとした厚みのあるデザインで、シンプルな白、という組み合わせが、なんとなく自分の中でヒット。
たっぷりサイズも、よくお茶やコーヒーを飲む私には、うれしい。
また、私はなぜか、急須を日本から持ってこなかったのですが・・・やっぱりお茶を入れる時に使いたい。
こちらのティーポットは、みんなとても大きくて、しかも茶こし付というのがなかなかなかったり。
急須のような感覚で使えるティーポットが欲しい、と、思い続けて１年半。
ちょうどいいサイズで、茶こしがついている！
この日も迷った末、セール品じゃなかったけど、思い切って買いました。さっそく使っています。
マグカップは$10、ティーポットは$23。
その他、グラスやナイフなどを買いました。
お買い得品も発見できたけど、やっぱりセールじゃない物を買ってしまうという・・・見事にお店の戦略にハマったなぁ～と思いつつ。
結局、最初に欲しいと思っていた、食器やカトラリーは買わなかったけど、それでも必要なものが色々と買えて、よかったです。
安くはないけれど、質がよく愛用できるものが欲しい時
この Kitchen Warehouse は、パース周辺に現在７店舗を展開しているようです。
Melville 店
6/276 Leach Hwy Booragoon WA 6154 Phone: (08) 9333 5400
Cockburn 店
Shop 8, South Central, 87 Armadale Rd Jandakot WA 6164 Phone: (08) 9417 4177
Osborne Park 店
381 Scarborough Beach Rd Osborne Park WA 6017 Phone: (08) 9444 7244
Joondalup 店
Shop 6, 3 Sundew Rise Joondalup WA 6027 Phone: (08) 9300 1302
Cannington 店
2a/50 William St Cannington WA 6107 Phone: (08) 9358 2777
Malaga 店
Unit 5, 655 Marshall Rd Malaga WA 6090 Phone: (08) 9249 7178
Midland 店
16/4 Clayton St Midland WA 6056 Phone: (08) 9274 4582
今回は、Malaga店に行ってみました。
とても広かったです。
Kitchen Warehouse は、キッチン周りの物に関しては、本当に幅広く色んなものが取り揃えてあります。
また、安い物もありますが、どちらかというと、品質がきちんとしていて、使いやすそうだったり、長く使えそうな物だったり、あるいはデザインが素敵で長く使いたいな、と思わせるものが多いです。
そのため、価格はやっぱり高めだと感じますね。
安さが売りの量販店の物は、安いのが魅力的だけど、あり得ないくらいすぐに壊れる。。。
そういうものとは、やっぱり違うなぁと感じます。
パースに来たばかりの頃は、どこに何が売っているか、物価はどのくらいなのか、全然わからなくて、とにかく出費を抑えて、必要な物を急いで買い揃えなくてはなりませんでした。
今、パースで暮らして丸一年半。
料理は日本で暮らしていた時以上によくするようになり、１日の中でキッチンに立つ時間も増えたと思います。
食事の支度は、毎日の中で決して欠くことのできない作業であり、また同時に、おいしく安心してごはんが食べられるということは、家族と自分をハッピーにしてくれる大きな要素でもあります。
料理に使う道具は、安全でしっかりした品質の物を選べたらいいし、そうやって、日々の食事の支度をより効率よく快適にしていけたらいいなぁ、と思いました。
今後は、値段と品質、使うシチュエーションを考えながら、自分に合ったよい調理道具を少しずつ買い揃えていくのが目標です。
少しずつ、少しずつ。
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息子（小学生）、娘（ハイスクール）、夫と４人暮らし。
オーストラリアをテーマにしたライター。得意分野は、食、生活、子育てに関すること、子連れでの観光・旅行（キャンプ）。
趣味は料理・ガーデニング・DIY。
オーストラリア生活で私が学んできた英語のことと、大人の英語勉強法についてつづるブログ「話す英語。暮らす英語」も更新中。
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