以前、
で登場した、餃子!!
今回は、その作り方について、まとめようと思います。
皮から作る、手作り餃子です。
これが、たまらない!私達家族のお気に入りメニュー。
材料は全て、パースで簡単に手に入るものばかり。
野菜、肉、小麦粉・・・全てオーストラリア産!
なのに、驚くほど日本で食べた、アノ餃子の味 なんですね。
皮づくりに使う小麦粉は?
皮を作るのは、実はとても簡単です。
材料は『小麦粉と水』だけ、というシンプルさがよいです。
そしてそれをこねるだけ、、、という簡単さもうれしい。
日本で餃子を作っていた時は、市販の皮を使うことが多かったです。
が、たまに皮を手作りしようかな、と思った時は、ネットで色んなレシピを検索しながら、強力粉と薄力粉を混ぜてみたりして、作っていました。
概して、強力粉の割合が多いほど、グルテンの割合が多くなり、もっちりとした生地になるとのこと。
私はパースで餃子の皮を作る時は、Plain flourという普通の小麦粉を使います。
西オーストラリアで一般的に売られているPlain flourは、たんぱく質(グルテン)の含有量がだいたい中力粉にあたります。(ただし、メーカーによってたんぱく質8%~10%とバラつきがあります)
私が現在、餃子の皮づくりに使うのは、LIONブランドのこの粉。
WoolworthでもColesでもIGAでも売っているので、買いやすいです。
たんぱく質含有量は10.3%。
無漂白の、オーストラリア産の小麦粉です。
どの小麦粉がどんな料理に適しているか、と言うのは、このたんぱく質含有量だけでは測れない、色んな要素があるとは思うのですが・・・その上でこれはあくまで私の感想ですが、この小麦粉で作る皮は、もちもちした食感が出て、おいしいし、餃子に合うんじゃないかと思います。そしてまた、作る時も扱いやすいように思います。
というわけで、今回のレシピはこの粉を使っています。
ご自身で手に入りやすい粉で、試してみて、好みのものを探すのも、またよいかと思います。その場合、小麦粉の種類によって、水の量などは若干変わってくるかもしれません。様子を見ながら調整してみてください。
ちなみに、私はこちらではまだ買ったことがありませんが、アジア食材のお店などに行くと、既成の餃子の皮も売っています。手間を短縮して餃子を作りたい場合は、それを利用してみてもよいですね。
WA版!皮もおいしい手作り焼き餃子のレシピ
大まかな手順としては、まず皮の生地を作ります。小麦粉と水を混ぜ合わせて、こねます。その後、30分ほど寝かせます。
その間に、具を作ります。みじん切りにした野菜と豚ひき肉を合わせて、手でよく練って合わせます。
私は、野菜のみじん切りにはフードプロセッサーを使っちゃいます。
日本ではニラをよく使っていましたが、こちらではSpring Onion(小ねぎのような野菜)を使っています。
どこでも売っていて、安くて買いやすいので。青いところも入れると、強い香りが出て、見た目にもニラのような感じになります(笑)。
練った具は、しばらく冷蔵庫に入れておき、なじませます。
その間に、休ませた生地をのばす作業をします。
生地を80等分になるように切り分け、丸く伸ばします。
これが、1枚1枚やるので、慣れるまでは結構大変で、時間がかかるんですよねー。
コツは、たとえば、生地を8等分に分けて、それを直径2、3㎝くらい(適当)の棒状に丸めて、10等分に切る。
オセロの石(?)みたいな形にして、それを台に置いて、麺棒で伸ばしていく感じでしょうか。
たっぷりとコーンフラワーをまぶして、くっつかないようにします。
キレイな円にならなくてもダイジョウブ!
私は、80個やるのに一つ一つ均一な丸にしてはいられないので、大まかな感じで、縦に伸ばして、次は横に伸ばして、次は斜めに・・・みたいな感じで、だんだんと広げていきます。
形がゆがんでいても、包んじゃえばわかりません(笑)。
(我が家ではだいたい、私が皮を伸ばす間に、夫と娘が包んでいくので、彼らのテクニックに助けられているのかもしれませんが(笑))
うちでは80個作っても、家族でペロッと食べてしまいますが、初めて作る場合は、1/4量から半量(20コ~40コ)くらいから試してみると、とっつきやすいかもしれないです。
今回は、焼き餃子で仕上げます。
調理時間は目安です。
皮もおいしい手作り焼き餃子 WA版

By 11月 17, 2014
公開: - 出来上がり量: 80個
- 調理時間: 2 時間 0 分
西オーストラリアで簡単に手に入る材料を使って焼き餃子を作ります。皮はオーストラリア産の小麦粉で手作りします。
材料
- 【皮】
- 小麦粉(plain flour) 400 g
- ぬるま湯 200+30 ml 200ml以上は様子を見ながら加える。
- コーンフラワー(Corn flour) 適宜 打ち粉用。たっぷり。
- 【具】
- 豚ひき肉 500g
- キャベツ 250 g
- スプリングオニオン(Spring Onion) 140 g 約5本。青いところも入れるとよい。
- にんにく 2-4 かけ たっぷりめがおいしい。
- しょうが 1 かけ にんにくと同じくらい。
- しょうゆ 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- コショウ 少々
- 【焼く時】
- ごま油 適宜
- 水 適宜
- 【食べる時】
- しょうゆ 適宜
- 酢 適宜 好みのもの
- ラー油 適宜
作り方
- 皮を作る。
ボールに小麦粉を入れ、真ん中にくぼみを作り、ぬるま湯を半量ほど入れる。

- 手で少しずつぬるま湯と粉を混ぜていく。粉に水分がいきわたるように、ぬるま湯を足しながら粉となじませていく。

- ぬるま湯を足しながら、粉をボールの中にまとめていく。ぽろぽろした粉を生地にくっつけてまとめていく。ぬるま湯は200mlを目安に入れ、それでも粉がまとまらなかったら、少しだけぬるま湯を足してみる。
(ただし、ちょっと水分が少ないかな、と思うくらいがちょうどよいみたいです)

- 生地がまとまったら、台に出して、こねていく。上から折り曲げて押さえつけて、また違う方向に折り曲げて押さえつける、を繰り返す。

- 5分くらいこねて、生地がすべすべになってきたら、ラップをかけて30分くらい休ませる。

- 具を用意する。
キャベツ、スプリングオニオンは粗めのみじん切りにし、絞るなどして水分をよく取っておく。にんにくとしょうがはすりおろす。

- ボールに具の材料を全て入れて、手でよく混ぜる。肉を握りつぶすようにして、肉を粘りを出すように何度も練りながら混ぜる。

- 混ぜた具はラップをかけてしばらく置いて、落ち着かせる。
- 生地を伸ばして皮を作る。
生地を80等分にして、丸く伸ばしていく。オセロの石のような形にして、麺棒で色んな方向に伸ばすと丸くなっていく。打ち粉にコーンフラワーをたっぷり振る。


- 皮一枚一枚の両面、お皿にも、コーンフラワーをたっぷり振っておく(くっついてしまうので)。
また、作業中、残りの生地が乾かないようにラップをかけておくとよい。

- 皮に具を包む。左手の平に皮を置き、皮の真ん中に具を置く。皮の半円分の端に水をつけて濡らして、残り半分と合わせて2つ折りにし、ひだをよせて閉じていく。



- 餃子を焼く。
ふた付のフライパンを用意する。フライパンを火にかける。ごま油をしく。油が温まったら、餃子を並べて置く。ふたをして約2分、中火で焼く。

- 皮の下表面がこんがり色づいたら、水を入れる。餃子の1/2くらいの高さまで水を入れ、すぐにふたをしめ、強火で3分ほど蒸し焼きにする。
- 水分がだいたいなくなってきたら、ふたをはずして水分を飛ばす。最後に好みでごま油を足して、強火でカリッと焼いて、仕上げる。

- 難易度: まあまあ
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酢と醤油、好みでラー油(ごま油に乾燥唐辛子を浸けて置いたもの)を合わせたタレにつけて食べると、ホントにうまい!!
水餃子もおいしいですね。
沸騰させたお湯に生餃子を入れて、浮かんで来たらOK。
でもやっぱり、うちでは焼き餃子の方が人気ですね~。
あの、皮の下はカリッとして、上の方はもちっとして、そして食べるとジューシーな具が現れるという、ネ。
GITS平田代表&Naoさんのお墨付き?いただきました!
大人も子どもも大好きでハッピーになれる、餃子は我が家の幸せメニューです(笑)。
いっぱい作らなくちゃいけないのはタイヘンだけど・・・餃子というと、家族も進んで手伝ってくれるので、やっぱりハッピーメニューかな?
ところで先日、いつもお世話になっているGITSの平田代表とパートナーさんのNaoさんが、イチゴ狩りに行ったとのことで、おみやげにとってもおいしいイチゴを山盛り持ってきてくださいました。
パースで食べるイチゴはスッパイもの、と思いこんでいましたが、これはたいへん甘くて、香りもよいイチゴでしたよ。
パースでも、イチゴ狩りがあるんですね~。
参考記事は、こちら↓
GITS International: 旬を食べよう!イチゴファームでイチゴ狩りをして、パースの春を感じてみませんか?
私も機会があったら行ってみたいです。
そんなお二人が、週末に来てくださったので、お礼をこめて、半ば強引に(?笑)この餃子を食べていただきました。
餃子を手に、ハイチーズ!
お二人とも、とてもおいしい!!と言ってくださいました!・・・いや、このシチュエーションじゃ、おいしくないとは言えないだろー(と自分でツッコミつつ)
・・・でもたくさん食べていたから、きっとおいしかった、はず!!?
そしてなんと、これをきっかけに、平田代表からとてもステキなご提案をいただきましたよ~
本当にありがたいことです。
まだ先のことですが、きちんと決まったらお知らせします。
でも、そのことを考えるだけでも、楽しそうでワクワクしています♪
餃子って、なんでこんなにおいしいんだろ~?
手間はかかるけど、やっぱり懲りずに何度も作っちゃいます。
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